クラブ・ミクロス 鳥取県美容組合鳥取支部青年部

今日もプロレスの話です。

　しかし、異業種のプロとしての生き方の話。

プロレスラー、ラッシャー木村さんが

お亡くなりになられました。

　マイクパフォーマンスばかり注目された

晩年でしたが、

実は、日本最強のレスラーだったと思います。

国際プロレス時代は、金網デスマッチで

連日流血戦を行うも連戦連勝。

お客様は大興奮。

　国際が倒産後は○○○プロレスのリングで

悪役に徹しました。

元々、ラフファイト、関節技、打撃技、

グランドもこなせる人でしたが

悪役に徹するが為にテクニックを封印し

反則技を多用してました。

当時最強といわれてた○○選手との

マッチメイクは屈辱的とも言えましたが

文句一つ言わず、悪役、負け役に徹しました。

スタンディングからスルスルっと、綺麗に

相手の足を取りダウンさせて攻撃をするも

途中で、

「イカンイカン、俺は悪役なんだ」

と、思い出したように

相手の首を絞めにかかる姿が

それを物語っていました。

そして、

わざと不器用に攻め

相手のドタバタした攻撃を

真正面から受け止め

相手を引き立て

血だるまになって負ける姿は

プロ中のプロでした。

そして、

「生きていくとは、大切な人たちを守るということは、こうゆう事です」

という事を、教えてくれました。

　A浜口選手曰く

　「おっとう（R木村さん）は怒ったら一番強い
　　でも、絶対怒らなかったから弱く見られた」

　らしいです。

　それぐらい、心優しさは有名な選手でした。

　やさしいから、お客様が何を求めているのか、

　今、何をするべきかを理解し実行できた方だと思います。

　うちのメンバーも、まず、

　技術より、心の優しさから勉強したいです。

　ミクロスもメンタルのセミナーをしようかな・・・

　今日の話も、誰も付いて来れないかと思いますが、

　ちょっと、いや、

　かなりショックな寂しい出来事でしたので。

　御冥福をお祈りいたします。